ふじっこブログ

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【保存版】宅建資格試験に3ヶ月完全独学で一発合格した勉強方法

はじめに

僕が2.5ヶ月間の独学勉強で宅建資格試験に一発合格できた勉強方法を紹介します。宅建試験の概要とテーマ別の問題特徴・対策方法と合わせて、効率的な宅建の独学勉強法を記していきます。

法律に関しても、不動産業に関しても知識一切なしの0ベースからスタート。
IT系旅行会社に勤務していた僕が社会人1年目(22歳)に取得。
3ヶ月間で280時間の勉強時間。

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取得の意図としては、長い目でみたとき旅行業のビジネスは何かと組み合わせるからこそより有効活用ができると考えていて、そこが不動産だと考えていました。ホテル運営まではいきませんが民泊など然り。要するに不動産の資格が必要となるのならば自分で持っておく方が楽であろうということで取得しました。まあ取得背景に関しては関係ないのでこの辺で…

宅建資格試験の概要について

まず、“土地や建物の取引を行う「宅建業者」は、事務所ごとに従業員5人に1人以上の割合で、「宅建士」を設置しなければいけない”と法律で明確に決まっているため、不動産会社は宅建士がいないと営業すらできません。不動産業界で超必須な資格です。多くの不動産会社で資格保有者は給料があがるほど必須です。

宅建は国家試験であり、1年に1回、10月の第3日曜日にのみテストが開かれます。
全て4択マークシート形式で50問出題されます。毎年4つのテーマに分かれて出題されます。各テーマの問題傾向、攻略方法は下記で解説しています。

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他業界の人でも、宅建がどんな試験かは知らなくとも国家試験であることは知っているし、かなり難易度が高いものであることは知っているという人は多いです。だから宅建を取得していると言うと、まず“最低限の努力はできる人なんだ”といいう旨をアピールできます。(小物感…え)

宅建の合格率は?

実際の難易度は、簡単とは言いませんが、しっかり勉強をすれば独学でも問題なく合格できます。合格率は例年16~17%ほどとなっており固定です。この数字だけを見ると6人以上に1人しか受からないので難しそうに見えますが、会社で強制で受けないといけないが勉強が間に合わず既に今年は捨てているという人も結構いますので、実際は合格率の数字ほど難しいものではありません。

また毎年合格率が固定されているのは、○点を超えれば合格といった絶対評価のラインが定められておらず、全受験者の内の上記%の人数が合格と決まっているからなのです。なので合格点数は明確ではないですが、原則35点以上(7割)を目指して勉強しましょう。近年、問題が難化傾向にあり、合格点は32点まで下がっている年もあります。

相対評価で見られているので、その年の難易度によって合格しやすさが変わることはありません。かなり公平性がある試験ですね。一方で毎年20万人以上もの人が受けるテストであるので、この母数においては偶然その年受けた人たちだけ頭が良い人が多かったなどということもおき得ないです。

勉強時間に関して

一般的に300時間と言われることが多いようですが、私の場合は280時間でした。
記憶勝負なとこもあるので、より短期間で行うことをおすすめします。総合時間が同じでも半年で300時間と3ヶ月で300時間だったら後者の方が圧倒的に良いです。

テーマ別宅建問題傾向と独学勉強方法

宅建の試験は4つの項目に分かれて出題されます。
それぞれの出題数は下記の通りです。
・民法(権利関係) :14問
・宅建業法     :20問
・法令上の制限   :8問
・税・その他分野  :8問

ではそれぞれの問題の特徴と攻略方法を記載していきます。
1問1点となり問題ごとに配点は変わりません。

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宅建業法

まず50問中20問ともっとも大きな比率を占める宅建業法についてです。
宅建業法は不動産業界のビジネスはこういうふうにして成り立っていますよ、こういう規制やルールがありますよ、不動産売買の仕組みについての問いです。

例えば一人暮らしをする家を借りに自分達が不動産屋に行くとき、まさに自分達がお客さんの立場となる話のことなので初心者でもイメージが湧きやすい内容となっています。実際に賃貸契約を体験したことがある人は、「あーなるほどーだからあーだったのかー。」と体験ベースで腑に落ちることもあると思います。

範囲は広いですが、1つの仕組み内の話として全てがリンクしている内容なので一度理解してしまえば楽です。数値に関しては、ほとんどが年数と金額のみです。内容的にも宅建の導入的な感じなので、学習も宅建業法から始めた方が良いです。

暗記項目は正直多いです、覚えようとせず、いかに全てをリンクさせて考えられるかが肝になります。あとは出題傾向が固定されているので、ある程度のところで問題集や過去問にうつり、問題パターンで覚えていくことをおすすめします。
初心者にとっても理解も難しくなく、何よりあまり問題パターンが多くなく出題傾向が一定なので、点数がかなり取りやすい分野です。それでもって問題数が多いのでくここで点数を取れなければ先はきついです。悪くても8割は取れるようにしましょう。

民法(権利関係)

14問出題で次に比重が高い権利関係ですが、ここが難解ポイント。もっとも合否の差が出る部分となります。
上述の宅建業法が不動産業界の知識だとしたら、権利関係は民法の全体像についての質問となり、法律の前提知識がない方にとっては理解がなかなか難しいです。

とにかく立場の弱い人を守るためにある民法を宅建に適用させるとどうなるか、といったテーマです。質問方法は必ず「○○に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。」といった問いになります。

同じ項目に関しての問いでも質問出題パターンが非常に多いです、聞き方を多少変えるだけでまったく異なる意味にもなり、問題パターンを覚えきるのは難しいでしょう。

また民法は1000条以上あるので満点を目指す必要は一切ありません。多く出題される項目を見極めそこをどの角度から聞かれても回答できるように深く理解していく、これに尽きます。民法だけは民法に特化した参考書を用意するのも1つの手です。

法令上の制限

テキストを見た段階では1番難しく感じると思います。馴染みのない新しい定義や意味を持つ用語が多く出てくるので複雑に感じます。また他分野よりも少し複雑そうな長さなどの数値もでてきます。
ですが実は問題自体はかなりシンプルなのです。
内容の全体像を掴み、各用語やルールの意味をひとたび理解してしまえば得点源にできます。図などのイメージで理解できるように、この項目は特にノートにまとめることをおすすめします。表の暗記が多いので、それも見るだけではなく自分で作成し直してみたほうがよいと思います。
例年8問中、「都市計画法」と「建築基準法」で4問ほど占められますが、ここは各用語と数値の組合わせの暗記のみです。

1問くらい超難問が出ることが多いですが、それは無視するのが必勝法です。あとは法令分野は法改正の影響はもろに受けます。割と毎年何かしらは法改正されており、近年で法改正された内容などは出題されやすいので一応抑えておきましょう。

税・その他分野

税金の種類は多いですが、各税において覚える内容は少ないのでパッと覚えて得点源にしちゃいましよう。所得税だけボリュームありやや複雑ですが、税は確実におさえたいところ。
あとは土地、建物などに関する統計データが出題されます。去年と比較して平均地価はあがったか?とかです。まさに直近1年間のデータの話が聞かれるので最新情報を把握しておく必要があります。過去問でどういう内容が問われているのかを確認して、各内容を今のデータに落とし込むとどういう回答になるのか抑えておきましょう。

最後の時事問題に関しては、大手予備校や大手不動産の中の宅建講師などが専門的に出題問題の予測及びに近年のデータをまとめています。可能な入手手段があれば、この項目だけそういった場所の生徒の人にプリントをもらえれば超強いす。

効率の良い勉強方法

4つ項目の各特徴について触れてきましたが、全体を通して効率的な勉強の流れを記載していきます。

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参考書を何回も復習する

まず参考書を一冊選んで勉強に取り組みます。使用する参考書は絶対に1冊にしましょう。どの参考書も記載されている内容はほぼ一緒で、書き方の違いだけなので、自分に合う1冊を選びます。2冊以上見るのは時間の無駄です。とにかく1冊を完璧にしましょう。
前提知識がない初心者こそ、まずは宅建がどのようなテストなのか把握するために参考書を一周読みましょう。暗記はもちろん不要で、詳細は理解できないままで大丈夫です。ただ読んでこんな感じのことに関するテストなんだなと分かれば充分。とにかくまずは概要把握です。
薄くでも全体像を掴んでいることは、細部の勉強を非常に効率的にしてくれます。

 

参考書を精読する

実際に理解しながら参考書を読み進めていきます。
なるべく内容を理解しようとしても、20~30%ほどは理解できないまま次のステップに進んでも良いです。何故か読めば読むほど、他の分野を見れば見るほど、分かるようになっていることはよくあります。

数値や表の細かい暗記とかは完璧にしなくても大丈夫です。大きく法律が絡んでくる分野なので、日本語の意味を理解するだけでもなかなか労力です。ここでは日本語の理解だけでも充分な成果です。

参考書の内容をノートにまとめる

書くのが嫌いな人も一定数いると思いますが、独学ではノートにとることをおすすめします。
数値や表などかなり暗記項目、また何かと何かの対比などが多いので、自分なりの覚えやすいまとめ方をしながらノートに落として込んでいった方が効率が良いと思います。

必ず精読をした後に行ってください。ある用語が他の事象にどのようにリンクしているのかを把握しているからこそ、自分自身の覚えやすいようにまとめ直すことが可能となります。宅建は文字だけではなく形で理解することが重要です。数値部分はここで完璧に暗記しましょう。

ここでも理解できないところがあってもOKです。ここまではスピード重視です。

難解だと思っていた説明が、問題でみてみると非常にシンプルな聞かれ方しかされないといったケースもあります。

この判例はなんだろうとか、この場合はどのようになるんだろうとか、気になることたくさん出ると思いますが、調べる必要は一切ありません。実際の事業では必要な疑問かもしれませんが、参考書に載っていない内容はテストとは関連のない内容となるので、調べても自己満足で終わってしまいます。テストというふうに割り切ることは大切です。 

問題集で覚える

総合問題集を解いていきましょう。これも一冊で充分で、一冊の中の問題は全て完璧に解けるようになっておきましょう。同じ問題集を何周もしましょう。
全問題を何周もというと時間がかかるので、自信がなかった問題and間違えた問題だけを繰り返していくようにしましょう。忘れることもあるかもしれないので、たまに最初から正解だった問題も全て含み全体を見直す機会を設けましょう。
記憶はどれだけ深く執着させたかではなく、何回目に触れさせたかが重要です。とにかく反復。

過去問で覚える

一冊の問題集をある程度詰められたら過去問にうつりましょう。
問題集との大きな違いは、実際のテスト形式となっていることです。実際に本番のテストだったら自分がどれだけ取れたかということもザックリ把握できるので、テストに対しての意識はより高まります。
過去問題の答え合せをする際は、今までの参考書や問題集の解説も見ながら進めていきましょう。

宅建は過去問題の使い回しはよくあるので、直近10年分の過去問題を全て覚えたとしたらそれだけである程度点数を取れます。最後のほうはしっかり時間も測りながら行いましょう。可能であれば試験と同じ時間帯に始められるとベストですね。


この一連の独学勉強方法で、各項目に適した学習をしていけば、独学で宅建資格に一発で合格する可能性は飛躍的に上がると思います。