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ふじっこブログ

日本一周・世界一周経験有の旅行会社社員のブログ

日本の空港一覧!意外と知らない各空港の特徴解説。

航空会社の動向を分析する上で欠かせないのが空港です。

空港の規制や各特徴が大きく航空ビジネスにも影響します。

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日本の空港についてまとまった記事があまりなかったので書いてみました。
利用客数上位の主要8空港については各空港の詳細特徴を記述していきます。

各航空会社の分析及びに航空シェアについての分析記事はこちらを参照。

日本の空港の特徴

この段落の要約日本の空港は全101個。空港の種類は4つに分けられ一般的に用いられる空港は拠点空港。
主要4つのみ民間会社管理で、他は国や地方が管理している。
日本は面積あたりの空港数が多く採算を取りづらい。 

日本の空港は空港法(旧:空港整備法)により大きく4種類の空港に分類され、さらに拠点空港は3つに分類されます。分類は空港施設整備費の負担や設置・管理主体の違いであり、分類された空港の名称及び位置は政令で定められています。
全101個

①拠点空港 28ヶ所

 国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる空港
 (旧第一種及び旧第二種空港)

②地方管理空港 54ヶ所
 国際航空輸送網又は国内航空輸送網を形成する上で重要な
 役割を果たす空港(旧第三種空港)。5条の規定によって
 拠点空港以外の地方公共団体が設置し管理する空港。
③その他の空港 12か所。
 
④共用空港 7ヶ所
 自衛隊の設置する飛行場もしくは在日米軍が使用している
 飛行場で、民間の空港の機能も果たす空港。

空港は4つに分かれますが一般的に知られている空港、つまり旅行などで使う空港は大体拠点空港となります。その拠点空港をさらに細分化してみます。

①の拠点空港の内容
会社管理空港
 4条1項に掲げられた各空港のうち、4条3項及び4条4項に掲げ
 られた会社が設置し管理する空港。下記の4か所のみ。
 成田国際空港、関西国際空港、大阪国際空港、中部国際空港

国管理空港
4条1項2号の東京国際空港及び4条1項5号によって政令で掲げられた空港及び法施行時の経過措置による八尾空港など。ただし、空港整備法及び航空法の一部を改正する法律(平成20年法律第75号)附則3条1項に該当する特定地方管理空港を除く。19か所。
北海道:新千歳空港〔札幌〕、稚内空港〔稚内〕、釧路空港(たんちょう釧路空港)〔釧路〕、函館空港〔函館〕
東北:仙台空港〔仙台〕
関東:東京国際空港(羽田空港)
中部:新潟空港〔新潟〕
中国:広島空港〔広島・福山〕
四国:高松空港〔高松〕、松山空港〔松山、高知空港〔高知〕
九州:福岡空港〔博多〕、北九州空港〔小倉・門司〕、長崎空港〔長崎〕、熊本空港〔熊本・肥後大津〕、大分空港〔大分・国東〕、宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)〔宮崎・宮崎空港〕、鹿児島空港〔鹿児島中央・国分〕
沖縄:那覇空港

特定地方管理空港
4条1項5号によって政令で掲げられた空港のうち、法施行時に現に旧空港整備法4条2項の規定により地方公共団体が管理している空港。5か所。
北海道:旭川空港〔旭川〕、帯広空港〔帯広〕
東北:秋田空港〔秋田〕、山形空港〔山形〕
中国:山口宇部空港〔山口・新山口〕

▼日本の空港の特徴
狭くて急な斜面が多い国土において日本の空港は海外の基幹空港に比べて国土面積当たりの数が多く、規模が小さい傾向にあります。このような中規模クラスの空港は比較的市街地から近い距離に配置されており利用者の利便性については優れているのですが、その反面需要がばらけてしまい就航路線の採算性は低下しやすいです。日本の空港の着陸料は世界で比較的高い水準にありますが、利用料の多くを直接負担するのは航空会社となっています。一方、欧米の空港は乗客が支払う施設利用料が高額に設定されており空港利用料の大半を旅客が直接負担をする仕組み。

各空港の利用人数

この段落の要約東京2つの次は北海道、福岡、関西の順に利用旅客数が多い。
成田と関空だけが国際線の方が多く、他の空港は国内メイン。 

国土交通省総合政策局が2015年7月に発表した2014年度の航空輸送統計によると、国内定期航空輸送の旅客数は、幹線が4,017万人で対前年度比2.1%増、ローカル線が5,503万人で対前年度比3.6%増、全体として9,520万人で対前年度比2.9%増の伸びを示し、2013年度に引き続き増加傾向にあるとしています。

各空港の2014年の旅客数と着陸数

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※国内線、国際線の合計値
11番以降は熊本、長崎、宮崎、松山、広島、神戸、石垣
一見、関西が北海道・福岡より少ないのは意外に思えますが、伊丹/関空の2つの空港に割れていると考えられます。

成田、関西国際のみ国際線の方が旅客数が多いです。
中部は国際と国内が同数ほど。
他は圧倒的に国内線が多い。伊丹のみ国際線は0。

2014年度国内線旅客数ランキングベスト50

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次は路線別の数値です。数ある路線の中でもっとも利用されている路線が羽田ー新千歳です。 意外と思う方も多いかもしれません。北海道新幹線開通の影響で今後、当路線は縮小していく可能性があるとも考えられています。

では、実際に利用旅客数上位8までの空港について詳細を記述していきます。 

東京国際空港(羽田空港)

この段落の要約旅客数はだんとつ日本1位、世界4位の空港。
3つのターミナルに分かれ、各航空会社ごとに分かれる。
発着可能枠は航空会社ごとに決められており、2005年の見直しで大手2社は不利になった。

羽田空港は世界の空港の中で4番目に旅客数の多い空港(2014年)

年間の航空機発着回数は約38万4000回、航空旅客数は約6,670万人でそれぞれ国内最大(2位はいずれも成田国際空港)。航空貨物取扱量は約84.4万トンで国内第2位(1日あたり約2246トン。1位は成田国際空港)

第1旅客ターミナル
発着航空会社:JAL・SKY・SFJ(北九州)
延べ床面積:29万1500㎡、ボーディングブリッジ24基
第2ターミナル
発着航空会社:ANA・ADO・SNA・SFJ (関西/山口宇部/福岡)
延べ床面積:約25万2400平方㎡、ボーディングブリッジ23基
国際線ターミナル
延べ床面積:約23万6000平方メートル(供給処理施設棟を含む)、ボーディングブリッジ18基。2010年に共用開始。

第1ターミナルと第2ターミナル、国際線ターミナルの3つの旅客ターミナルがあります。2004年12月には、約18万㎡の延べ床面積に、15基のボーディングブリッジを持つ第2旅客ターミナルビルが供用を開始しました。ANAグループおよび業務提携しているAIRDOの国内線業務が同ターミナルに移転した。2006年4月より、ANAグループと業務提携しているソラシドエアも第2旅客ターミナルに移転。

▼旅客取扱施設利用料
国内線ターミナル
2005年4月より徴収を開始。開始当時は大人100円。
出発客 大人290円 小人140円

国際線ターミナル
2010年10月21日より徴収を開始。開始当時は大人2,000円。
出発客:大人2,570円 小人1,280円
乗継客:大人1,280円 小人640円

下記の航空会社がこの空港をハブ空港(拠点空港)または焦点空港としています。
ハブ空港(拠点空港)
日本航空
全日本空輸
スカイマーク
AIRDO
ソラシドエア
焦点空港
スターフライヤー

▼羽田空港発着枠
空港発着枠とは東京国際空港の出・入場許可便枠のことです。重要な概念です。

時間帯に関して
航空機の発着需要、及び騒音の体感は時間帯によって大きく異なります。そのため、国土交通省では、時間帯を以下の3つに区分し、発着能力と発着枠配分方法を定めています。

6時-8時半 8時半-20時半 20時半-23時  23時-6時
出発     混雑      特定   深夜早朝
到着     特定      混雑   深夜早朝

このうち、混雑時間帯は発着需要が高いので、国土交通省が権益として発着枠を配分しています。一方、特定時間帯と深夜早朝時間帯については、航空会社が希望すれば使用できます。ただし現状では、特定時間帯のうち出発20時半-21時、到着8時-8時半についても、発着需要が高く、発着能力を使い切っている状況。また、深夜早朝時間帯は、騒音発生を抑えるため飛行ルートが制限されるので、発着能力も制限されます。

発着回数に関して
1日あたり774回(28.3万回/年)。以後、管制運用の見直しや高速脱出誘導路の整備などが行われ、830回(30.3万回/年)まで発着枠は増加しています。
なお、深夜早朝時間帯に旅客定期便は設定されていないです。

2005年4月の5年に一度の発着枠配分見直しでは、ローカル線の保護が行われ大手2グループはかなりの打撃を受けた。逆に新規会社にとっては配分された発着枠の運用が今後の成功につながる。羽田路線は1便あたり20億円の価値があるとされています。

東京国際空港(羽田空港)発
就航路線別旅客数及び順位 2014年

行先     旅客数   国内線順位
新千歳空港  約 891万人 上位 1位
福岡空港   約 822万人 上位 2位
大阪国際空港 約 527万人 上位 3位
那覇空港        約 490万人 上位 4位
鹿児島空港     約 228万人 上位 5位
熊本空港   約 193万人 上位 6位
広島空港   約 180万人 上位 7位
小松空港        約 164万人 上位 8位
長崎空港   約 164万人 上位 9位
松山空港   約 142万人 上位11位
以下省略。
宮崎・高松・北九州・大分・関西・函館までの路線は、年間利用者数100万人を超えます。全体の国内路線旅客数9位までは羽田発が占めているという状況です。ちなみに10位は福岡ー那覇路線です。

成田国際空港(NRT)

この段落の要約旅客数第2位の空港で、国際線がメイン。
ターミナルは3つあり、各棟が異なる。

千葉県成田市の南東部、三里塚地区にある国際空港である。首都圏に発着する国際線や、主要都市への国内線航空便が発着する、空港法4条で法定されている空港で、航空法上の混雑空港。

かつての正式名称は「新東京国際空港」であったが、2004年4月1日、成田国際空港株式会社法が施行され、日本国政府による100%出資で設立された成田国際空港株式会社に改組し民営化(特殊会社化)されたことに伴い、改称されました。
1978年 開港
1992年 第2ターミナル開港
2015年 第3ターミナル開港

国際線
第1ターミナル デルタ航空、大日韓航空、全日空など
第2ターミナル アメリカン航空 中国東方航空 日本航空など
第3ターミナル ジェットスター、バニラエアなど

国内線
第1ターミナル 全日空、ピーチなど
第2ターミナル 日本航空など
第3ターミナル ジェットスター、バニラエアなど
 空港敷地面積:1090ha(日本第2位、1位は東京国際空港)

 開港後の拡張工事も進まず、騒音問題から23時〜6時 (JST) の離着陸禁止や、東京都区部からのアクセス時間の長さ、国内線乗り入れ便数の極端な少なさなどの問題もあり、羽田空港の再拡張や再国際化や24時間運用が進められた。これに対し、成田空港も京成成田空港線の開業によるアクセス向上や、発着枠の拡大、23時〜24時の例外的離着陸容認などで、競争力を高めようとしています。 

▼旅客取扱施設利用料
国際線
旅客サービス施設使用料 (PSFC)
 出発客: 大人2,090円 小人1,050円(第1・2ターミナル)
旅客サービス施設使用料 (PSFC)
 出発客: 大人1,020円 小人510円(第3ターミナル)

国内線
旅客サービス施設使用料(PSFC) :
 大人440円 小人220円(第1・2ターミナル)
旅客サービス施設使用料(PSFC) :
 大人380円 小人190円(第3ターミナル)
従来は国内線旅客に対しては無料であったが2015年4月の第3ターミナルオープンに伴い、国内線でも徴収することになりました。
 
3棟の旅客ターミナルビルと複数の貨物用施設が点在しています。3棟の旅客ターミナルビルの間は無料のターミナル間連絡バスなどの交通機関によって結ばれています。両ターミナル間は連絡バスで約10-15分。

航空機発着回数:232,182回
 (日本第2位、1位は東京国際空港(羽田))
航空旅客数:37,328,213人
 (日本第2位、1位は東京国際空港(羽田))
国内線   6,720,743人
国際線 30,607,470人
うち日本人 13,079,910人
うち外国人 12,499,430人
うち通過客 5,028,130人

関西国際空港(KIX)

この段落の要約人口島に作られた海上空港で、日本初の完全24時間空港。

国際線がメイン。第2ターミナルはピーチ専用。

関西国際空港は、大阪府泉佐野市・泉南郡田尻町・泉南市にまたがる会社管理空港である。完全24時間運用可能な国際空港。

大阪湾内泉州沖5kmの人工島に作られた海上空港で、1994年9月4日に開港した。世界で初めての「すべてが人工島からなる海上空港」であり「旅客・航空貨物の両方で日本初の24時間運用」を行った空港です。

騒音の影響が少ない海上空港という立地を活かして、日本の拠点空港で初めて旅客便・貨物便の両方で24時間運用が行われました。
ターミナルビルも24時間利用できるほか、空港内の店舗の一部も24時間営業を行っている。また、2010年4月1日から、夜間巡回警備用にセグウェイ3台が導入され、22時から翌7時まで、立体駐車場や関西空港駅コンコースの警備に用いられています。

1994年供用開始の一期島(東側)は515 ha、
2007年供用開始の二期島(西側)は545 haの巨大建造物 

2012年 第2ターミナルビル(LCC専用ターミナル)の開業
一部を除き平屋建てとするなど、徹底的なコスト削減を意識した設計となっており、規模は違うものの約1,500億円の整備費をかけた第1ターミナルに対し、第2ターミナルの整備費は約85億円に押さえられています。
当面は関西国際空港を拠点とするPeachのみが専用で国内線・国際線共に使用する見通しだが、ジェットスターど他のLCCも興味を示していることから、他のLCCのために第3ターミナルを整備する計画が2012年10月に発表されました。しかし2013年12月に第3ターミナルをLCC国際線専用に計画変更することとなり、第2ターミナルはLCC国内線専用に改修されることが決定しています。

▼旅客取扱施設利用料
第1ターミナルビルを利用して国際線を出発する利用客は、次の料金が必要となります。開港当初は旅客サービス施設使用料(PSFC)のみを徴収していましたが、2013年6月出発分から新たに旅客保安サービス料(PSSC)が導入されました。これらの料金は、通常、航空券を購入する際に合わせて支払います。
旅客サービス施設使用料(PSFC)
 大人2,730円、子供1,370円(消費税を含む)
旅客保安サービス料(PSSC)
 大人310円、子供310円(消費税を含む)

第2ターミナルビルを利用して出発・到着する利用客は、
国際線(出発旅客のみ)
旅客サービス施設使用料(PSFC):大人1,230円
旅客保安サービス料(PSSC):大人310円
国内線(出発・到着旅客とも)
旅客サービス施設使用料(PSFC):(出発)410円、(到着)360円

第1ターミナル 
日本航空 ジェットスター 全日空 スタフライヤーなど
第2ターミナル
ピーチ 

大阪国際空港(ITM)

この段落の要約伊丹〜羽田路線は旅客数第3位。
TOP8空港のうち唯一、国際線の取扱0。

大阪市の北西13 kmの大阪府豊中市、同池田市、兵庫県伊丹市にまたがる会社管理空港。大阪空港あるいは伊丹空港の通称でも知られています。かつては名実ともに国際空港であったが、現在は日本の国内線の拠点空港(基幹空港)として運用されています。1939年に開港。
 
北ターミナル
 日本航空
南ターミナル
 全日本空輸
(大阪国際空港発)就航路線別旅客数/順位 2013年
行き先 旅客数 国内線順位
東京国際空港 約527万人 上位 3位
仙台空港 約 96万人 上位24位
那覇空港 約 72万人 上位38位
福岡空港 約 69万人 上位39位
鹿児島空港 約 68万人 上位40位
新千歳空港 約 55万人 上位43位
宮崎空港 約 54万人 上位44位
松山空港 約 51万人 上位47位
成田国際空港 約 48万人 上位50位

現在も運用されている定期便について、国内線である成田国際空港便では、コードシェア便として日本国外の航空会社の便名も付与されています。この便名での搭乗は、成田国際空港での国際線への乗継旅客に限られており、この場合の大阪国際空港-成田国際空港間の運航は実質的に国際線として扱われています。

大阪国際空港の航空機の離着陸回数(発着枠)は1日370回までに設定されており、内訳はジェット機枠が200回、低騒音ジェット機枠が170回。 

福岡空港(FUK)

この段落の要約第3位の旅客数の空港、新千歳、東京と並ぶ高頻度運航路線。
航空会社ごとではなく行き先ごとにターミナル分かれる。アクセス便利

福岡空港は、福岡県福岡市博多区大字下臼井にある空港。
福岡市街地から至近距離に位置しているほか、アクセスにも優れており、利便性の高い空港として知られています。個人的には日本一便利な空港なのではと思っています。
1944年に開港。

福岡空港ビルディング株式会社
売上高 160億円 従業員数 144名
 
特に福岡 - 東京(羽田)線は新千歳 - 東京線に次いで乗降客数が多いドル箱路線であり、4つの航空会社(日本航空・全日空・スカイマーク・スターフライヤー)が1時間に最大で計5便を運航するという、新千歳 - 東京と並ぶ高頻度運航路線!

大阪や名古屋(中部)への便数も多く、これら地域へは東海道・山陽新幹線と競合しているほか高速バスや新門司港発着のフェリーも存在しています。

国内線第1、第2、第3および国際線の4棟がある。複数のターミナルビルを持つ空港では航空会社ごとに入居するビルが異なるのが一般的だが、福岡空港の第1ターミナルは、前面スポットに駐機できる機材の大きさに制限があるため、中小型機専用ターミナルビルとして使用されており、基本的に行き先ごとに利用するターミナルビルが異なります。

(福岡空港発)就航路線別旅客数/順位 2014年
行き先     旅客数       国内線順位
東京国際空港  約822万人  2位
那覇空港    約158万人 10位
成田国際空港  約 83万人  30位
中部国際空港  約 79万人  36位
大阪国際空港  約 67万人  41位
関西国際空港  約 55万人  45位 

新千歳空港(CTS)

この段落の要約第2位の旅客数を誇る空港。新千歳ー羽田路線は日本一の旅客路線。
24時間運用、深夜枠あり。国際線もある程度あり。

1926年に開港
棟は1つで、4フロアあり。 
新千歳空港は日本で初めて24時間運用を実現した空港です。ただし、深夜時間(22時 - 翌朝7時)の運用は周辺住民との調整により1日6便に限られており、2010年12月現在発着枠は国内旅客便(4便)、国内貨物便(2便・運休日あり)によってほぼすべて使用されています。最近国内深夜貨物便の需要が高まってきていること、元々は上記の国際エアカーゴ構想の一環として貨物便を含む国際線主体を想定した発着枠であることから、深夜発着枠の拡大を行う計画もあります。

2013年全日空が新千歳 - 羽田間で深夜枠貨物便を運航開始。
2015年深夜早朝発着枠を従来の6枠から30枠に拡大

 (新千歳空港発)就航路線別旅客数/順位(2014年)

就航空港     旅客数  国内線順位
東京国際空港  約886万人 上位 1位
関西国際空港  約128万人 上位13位
成田国際空港  約127万人 上位14位
中部国際空港  約123万人 上位15位
大阪国際空港  約 76万人 上位38位
仙台空港    約75万人 上位39位
福岡空港    約48万人 上位49位

▼国際線定期便就航路線別旅客数 
就航空港2012年旅客数 2013年冬季ダイヤ便数
台湾桃園国際空港
383,657人 週7便(CI)、週7便(BR)、週2便(GE)
仁川国際空港 302,325人
週12便(KE)、週4便(LJ)、週7便(TW)
香港国際空港
171,278人 週7便(CX)
上海浦東国際空港
47,490人 週5便(MU)
北京首都国際空港
39,486人 週3便(CA)
金海国際空港
25,736人 週3便(KE)
グアム国際空港
23,627人 週2便(UA)
スワンナプーム国際空港
12,679人 週7便(TG)
大連周水子国際空港
9,101人 運休中
ホムトヴォ空港
8,646人 週2便(HZ)
ホノルル国際空港
8,199人 週3便(HA)

那覇空港(OKA)

この段落の要約旅客数第6位の空港で、国内線のみだと第4位。
ターミナルは3つあり、一つはLCC専用。

那覇空港は沖縄県那覇市にある空港施設です。利用者数は日本国内の空港では東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港、新千歳空港、福岡空港、関西国際空港に次いで第6位(2013年度、うち国内線旅客数では第4位)の沖縄地域のハブ空港であり、国内幹線空港の一つ。
1933年 旧海軍の軍用飛行場として建設
1972年 那覇空港となる

 
(那覇空港発)就航路線別旅客数/順位
行き先  旅客数 国内線順位
東京国際空港 約489万人 上位 3位
福岡空港  約143万人 上位 9位
石垣空港  約104万人 上位16位
関西国際空港 約 94万人 上位21位
宮古空港  約 94万人 上位22位
中部国際空港 約 85万人 上位23位
大阪国際空港 約 60万人 上位35位
神戸空港  約 50万人 上位40位

空港内の旅客施設の営業権は、第三セクターの那覇空港ビルディング (NABCO) が持っていて、これらの運営を行っています。
なお、かつては民間会社の那覇空港ターミナル (NATCO)がこれらを運営していたが、1999年(平成11年)5月の国内線ターミナルビル(現行)供用開始時に同ビルの営業権を喪失。その後は国内線はNABCO、国際線はNATCOがそれぞれ運営する分裂状態となりましたが、2004年にNATCOが国際線ターミナルの営業権をNABCOに譲渡し、現在の体制となっています。

国内線ターミナル
国際線ターミナル
LCCターミナル
格安航空会社 (LCC) 用のターミナルとして、2012年10月18日より供用を開始。空港北側にある、全日本空輸の貨物上屋を改装して整備されており、Peach Aviationとバニラ・エアが利用しています。一般客のターミナルへのアクセスは、国内線ターミナル1階から約10分間隔で運行する連絡バスおよび一部レンタカー会社の送迎バスに限られ、徒歩、タクシー、自家用車での立入りはできないです。

中部国際空港(NGO)

この段落の要約国際線多い。新千歳行きが1番多い。
空港施設利用料を利用者に課すようになった2例目の空港。

IATA空港コードはNGOで、開港前に名古屋空港(通称:小牧空港)で使われていたものを継承しています。
 
2005年に開港。 
空港の設置・運営は政府指定の特殊会社である「中部国際空港株式会社」 (Central Japan International Airport Co., Ltd., CJIAC) が行う。

2007年8月の関西国際空港二期工事限定供用後は、成田国際空港および関西国際空港がそれぞれ滑走路2本となっているのに対し、中部国際空港は滑走路1本であり競争条件として不利であると中部国際空港株式会社や地元財界は考えており、二本目滑走路整備事業の実現を強く求めています。2015年初頭から、中国からの日本観光ブームも追い風となって、複数の路線を新設及び再開した中国東方航空や中国南方航空などの他、春秋航空などの国外格安航空会社の本格進出が始まり、日本の中部北陸9県の自治体、観光関係団体、観光事業者等が協働して国内外への広報活動を行っており、徐々に認知度を高める事に成功している三重県の伊勢神宮や、岐阜県の飛騨高山への南北観光ルートをイメージした中部北陸圏広域観光プロジェクト「昇竜道」構想具体化の時期が重なり、この年からヘルシンキ線を増便したフィンランド航空などの欧米線も含めて、中部空港から日本に入国する外国人入国者数は前年比30%程の急増が続いており、建設工事着工が延期されている新ターミナルと併せて、第2滑走路建設の早期建設の必要性を指摘する業界団体は存在。

(2016年夏ダイヤ)
国際線は40都市 351便/週、国内線は18都市 80便/日(最大)、貨物専用便は7都市 28便/週が就航しています。
 
国内線利用客に対しては空港施設利用料が課されている。かつては航空会社が(航空運賃に含む体で)支払っていたが、2005年4月1日からは各利用者が1回あたり310円を、航空券購入時に上乗せして支払うことになりました。この方式での利用料徴収は、国内では東京国際空港(羽田空港)についで2例目です。

中部国際空港発 就航路線別旅客数/順位 2014年

行き先   旅客数   国内線順位
新千歳空港 約122万人 上位15位
那覇空港  約 96万人  上位25位
福岡空港  約 79万人  上位36位

 

以上、利用者数ベスト8までの空港でした。周辺住民の生活や人命にも大きく関わり得る分野であるので、各空港において規制が厳しくなりがちです。決められた発着可能枠の中で各空港と航空会社が工夫をし、時には凌ぎを削り、この全国に張り巡らせられた航空路線網が成り立っているのです。